MC28 ボルテックスチューン前後のパワーチェックシート

先月、NSR250R SE　MC28（結構カスタムしている）のボルテックスチューン　ライト　の施工～セッティングまでのご依頼がありました。

今回、ご依頼主さまのご厚意でVT前と後のパワーチェックシートの公開のご了承いただきました。

では作業前のシート


パワーチェックは２りんかんの今では有名なスタッフさん。私もお世話になっています。
彼曰く、MC28はこんな感じらしい。セットは濃い目のようだという事でした。

チャンバーはHARCが入っているしウオタニのコイルが付いているのですが・・・高回転の伸びが・・・MC28ってこんな感じなのかな？

という事で、作業に入りました。
通常のコース。
VTの施工、エアクリBOXの加工＆乾式フィルター、RCバルブの全開調整、点火時期の進角、セッティングです。
作業自体は順調にいっていたのですが、RCバルブの作動確認でちょっとした不具合。
これを解消して納車とさせていただきました。

で、施工後のシートがこちら

59.3HP（60.1PS)　とまずまずの数値になりました。
今回はリスク回避という意味もあり濃い目にしています（濃いと言われた施工前よりさらにMJは大きくしています）。
もちろん詰めれば更なるパワーアップも可能ですが・・・

こちらが前後の比較

約10％のパワーアップ　これだけ上がると体感でも相当速くなってると思います。
更に・・・高回転が伸びてる・・・VTは回らなくなると巷では言われてるみたいですがそんなことはありません。きちんと施工し適切にセッティングすればパワーも出ますし良く回ります。

でも、それよりスロットス全開でのパワーチェックでは数値として出てこない常用スロットルでの変化の方が重要と思っています。
オーナー様の”かなり刺激的な加速と、低速からのトルクを感じられました。　費用対効果はチャンバー以上。　満足した。”などなどと言っていただけると嬉しい限りです。

これからも楽しんで乗っていただければと思います。
ご依頼ありがとうございました。

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