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NS400R 2号機 その9

・・・続き、塗装の準備です。

養生八割というくらい塗装前の準備の方が重要です。

まず洗浄・脱脂が重要。少しでも油分が残っていると塗料が弾きまくります。
エンジンなので特に脱脂を丁寧に。

次にマスキング。まずはシリンダーとヘッドを塗ります。

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シリンダーとヘッドのマスキングだけでも結構な時間が掛かります。
養生八割とはよく言ったものですが、時間だけなら養生9.8割です。

塗装自体は30分くらいかな・・・
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ある程度乾いたらマスキングを剥がします。
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耐熱塗料なのでマスキングを剥がしたら一度ヒートガンで温度を上げておきます。
今回は窯までは用意してないので簡易です。
さすがは耐熱塗料・・・結構ダイレクトに熱風を当てたのですが泡も沸き立ちません。

マスキングに使用したステンワッシャーもシンナーに漬けて塗料と両面テープを剥がしきれいにして再使用します。
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明日は久しぶりの胃カメラ・・・今から憂鬱・・・なので今日は2回目の書き込み。



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NS400R 2号機 その8

前回の続き。

希釈用のシンナーは専用品なので塗料を買ったところで注文をしようとしたのですが・・・
どのシンナーを使うのか記載がない。このメーカーの希釈用シンナーは3種類売っている。
当然塗料メーカーのHPにはこの塗料すら載っていないのだからどの希釈用シンナーを使用するのか載ってるわけもなく・・・
さてどれかわからないので夜にWEB問い合わせをしておて待つことに。

翌日には返答があると思っていたのですが・・・・返答があったのはなんと一週間後。
なににそんな時間が掛かったのか?ただ単純に忘れられただけなのか?信じられんね~

取敢えず急ぎ注文して翌日に到着。
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まぁ塗料を揃えるだけでえらく時間が掛かったのでした。




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NS400R 2号機 その7

昨日の続きです。

ここからエンジンの塗装に入っていくわけですが、肝心の塗料をず~と探していたのです。
真っ先に思い付いたのは定番のガンコート。耐熱性に優れ固くて強い。耐ガソリンも申し分ない。
しかし・・・ガンコートは焼付かないといけない=外注になりコスト増。
エンジンをバラさないといけない=コスト増。
なにより問題は固すぎる事。飛石など強いインパクトが掛かると割れてパリっと剥がれる。

上記により早い段階でガンコートは候補から外れました。

次に各塗料メーカーのHPでなにかいい物がないか探したのですが・・・ない。
耐熱塗料に特化しているような某塗料メーカーのHPにも見当たらない。
NSにしても当時から塗っているわけだから同等の塗料があるはずですが・・・なぜか見つからない。

かなり長い間探していたのですが、割と最近、まったく関係ない工具を探して、とあるなんでも扱っているHPで何気に耐熱塗料を検索したところ偶然見つけた耐熱耐ガソリン塗料。
色も半艶の黒。
あるじゃないか~ このメーカーのHPは何度も探したのに・・・この塗料は載っていない。

一液性ですがウレタンの2~3倍くらいと結構高額な塗料です。でもガンコートよりはかなりリーズナブル。
たぶんバイクメーカーが使っている塗料と同等な物です。

早速注文したのですが、1週間ほど掛かってようやく届きました。
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いいじゃないか・・・と思ったのですが粘度が少し高い気が・・・ガンで塗るには専用薄め液が必要なのでは?

薄め液はどれだ?・・・続く






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NS400R 2号機 その6

前回はいつ更新したか・・・随分時間が空いてしまいましたが、写真が貯まった分を書いていこうと思います。

さて、続き。
シリンダーへのボルテックスチューン加工ですが・・・
まぁピストンリードバルブはやはりNSRとは違うのでさてどうしようか・・・
デザインがなかなか決まらずシリンダーとにらめっこを長々と・・・
特性に関わることなので一度決めても翌日にはやっぱり修正・・・
施工するまで予想以上に長い時間かかりました。
今回は位置もさることながらディンプルの大きさも2種類組み合わせ一見わからない細かいデザインをしています。

施工後は超音波洗浄機で切りくずを完全洗浄。
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明日?につづく

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