今回は後方排気TZR250 後期 3MA の整備と共にキャブ加工をしました。

倒立モデルになった後期型は製造が一年間と短く、前期型より乗り易くなった為に人気の高いモデルです。
しかしキャブは32パイから30パイに小径化して高回転は・・・・・・
そこで今回は前期型用32パイキャブを使用し、キャブ加工で低、中回転域を改善し高回転も元気なエンジンにします。


ジェット類はキャブ2セット分を組合せて(いいとこ取り)軽くセッティングしました。
キャブ加工するとシビアなセッティングをしなくても問題無く良く走るようになりますが、
ニードル(今回は前期型用を使用)はクリップ位置を一番下にセットします。
通常ではまず使わない位置ですが、加工すると相性が良くトルクが出て乗り易くなります。



試乗した結果は良好で、ほぼ予想通りでした。
いつものように低回転走行テストも今まで同様の結果でした。
6速30kmでもトコトコと走り続けられカブリも起こりません。
しかし、基本的な特性は変らないのでabt7000rpmを境に変化が激しいです。
トルクフルになったものの低中回転はやはりマイルドでパワーバンドに入ると猛烈な加速をします。

オーナー様の感想は低速でシフトアップしてもアクセルが付いてきて街乗りも問題なく、7000rpmまででも十分に速い。最初タコメーターが壊れてるのかと思ったそうです。

ありがたい感想をいただきました。

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