最近は4スト、2スト用共コンスタントにボルテックスチューンの依頼があります。

比較的リーズナブルな割に効果が体感できるのがその理由のようです。
大阪からわざわざ自走して来店して頂いたRS250のお客様は高速燃費が14㎞/Lから20㎞/Lまで伸びたとのご報告がありました。セッティング時にMJは大きくしたのですが・・・スロットルロスが大幅に減ったのでしょう。
まぁ同じ速度(回転数)をより少ないスロットル開度で実現できるので当たり前なのですが・・・一般道でも燃費向上が見込めると思います。
他のお客様にも好評でパフォーマンスアップ(こちらの方が重要なのですが)にもご満足して頂いており、ありがたい事であります。

今年に入り2スト キャブ用ボルテックスチューンVer.5改を追加しました。
用途によりVer.5と改を使い分けする形をとっていますが、キャブ用は完成形といえるものになりました。

理論的な点も4スト用と合わせてかなり色々な事がわかりました。
”意外とこれでいいんだ”という事も・・・以前予想していた事が実は少し違っていたりしています。

たまにマネして施工される方をネットで見かけますが、ほぼ皆さん間違っている方ばかり・・・
霧化特性云々と考えている方は要注意です。
特に4スト用は流速が速いので安易に施工したり”こうした方がさらに効果がありそうだ”的に考えて施工したりはするのは止めた方がいいです。
”効果が感じない”や”最高速が落ちたな・・・”、”高回転が回らなくなったな・・・”という事になります。
なにより純正キャブの場合は取り返しのつかない事になります。


しかし、施工してセッティングするだけでこれだけ変化するのですから面白いです。
お客様からインプレや感謝のお言葉を頂くと”開発してよかったな”と嬉しくなります。

NSRのエンジンも次の構想が出来つつあります。フフフ