先月、ボルテックスチューン(ライトプラン)を施工してセッティングまでしたNSR250R(MC21)のオーナー様から和光2りんかんでのパワーチェックされた際のデータを送っていただきました。
今回は掲載許可を頂きましたのでご紹介です。

その前に仕様です。
エンジン本体はノーマル
チェンバーはライズオン右2本出し
今回の作業で
ウオタニ SPⅡコイルの取付
ボルテックスチューン(ライトプラン)Ver.5改 施工
エアクリBOX加工
RCバルブ全開調整
公道向けに加速重視セッティングしています。

では、データです。

MAXパワーは63.5HP(64.3PS)、MAXトルクは4.4㎏

夏でしたし別にMAXパワーを狙ったセッティングにはしていなかったのですが予想以上にパワーがでていました。さすがはライズオンのチャンバーということもありますが、パワー重視のVer.5改も十分機能しているようです。少なくともMAXパワーをスポイルすることはないようです。
一応比較できるものがないかとネットで探したところ和光2りんかんでパワーチェックしているMC28の同じライズオンチャンバー仕様の方がブログにあげておられました。比較するとライン(各回転時馬力の数値)も全然違っていました(仕様が違うので単純比較は出来ませんのであくまで参考です)。
興味ある方は探してみてください(みんカラのブログでした)。

狙い通りパワーバンド入り(7500rpm)からの加速を重視したのがデータに表れています。
おむすびのようなラインは社外チャンバーのNSRではあまり見かけないラインです。
スムーズに上がるラインはパワーバンド内でも扱いやすいと思います。
トルクも4.4㎏はノーマルエンジンのBOX付きではなかなか出ない数値です。
これはボルテックスチューンの吸気効率の向上とSPⅡコイルの燃焼性の向上による相乗効果ではないかと考えています。

オーナー様からは ”中⇨高回転のつながりもいいですし、低回転からの加速も今までとは全く違います” との事でした。

データのご提供ありがとうございました。大変参考になりました。