今回はボルテックスチューンの施工・・・の前に気になった箇所を加工です。

それがここ

ちょっと分かりづらいですが、インテークからクランケースへ続く経路。
ピストンリードなのでメインはピストン部から混合気は流入するのですが、ここはクランク室が負圧の時は直接クランク室に流れ、加圧の時は燃焼室は流れる掃気ポートになる重要な部分。

しかし、写真のように雑に削ってあるのがノーマルです。
大量生産時に時間的コスト的にきれいに仕上げる筈もないのですが、このように角(ナックル部)があるとどうしても空気の流れに影ができて多少ですが効率が落ちます。
ここは混合気が行き来する重要部分なのでやはり整える事にします。


リューターで削っていき


スムーズになるように形を整えていきます。




指で触って角になっている部分がないか確認して終了。
指が空気になった感じでスムーズに流れるか感じる事が重要・・・なんてね。