今回はチェーンラインを出す前段階でフレームにリセスを作ります。
フロントスプロケットをオフセットさせてあたりを見ながら削っていきます。


強度上問題ないレベルですが、フレームなので応力が分散するように角にはアールを付けます。
角をエッジにしているとクラックが入る要因になります。
よく旧車をワイドタイヤにする際、フレームを切ってリセスを作ってありますが、切取部が直角になっている物をよく見かけます。
これで長期間使用して、クラック入らないのかな???と心配になります。
特に溶接すると残留応力があったりして弱い箇所に応力が集中して割れる事があるんですよね~

NZのこの部分は鋳物なので余程のことがない限り大丈夫です。

他もあたる部分を削っていきます。


後はタッチアップで塗装を補修して終了、乾燥を待ちます。


次に外装の取付です。
フロントフェンダーはこんな感じ


タンクも付けて


バイザーも付けて


シートカウルを付けます。

この日はもう夜ですが多少涼しいので作業しやすいです。

次にシートカウルのアンダー部です。
まずこんな物を左右2つ作ります。


これを前に作ったパネルにリベット留めしていきます。

ただリベットだけだと外れてしまうのでステンワッシャーを充てて留めていきます。

取付けるとこんな感じになります。


ようやくここまで出来ました。


もう少しで試走ができそうです。