NSR250Rのエンジンチューニング 番外編1
今回からボルテックスチューンの番外編 燃焼室の実験です。
燃焼室の形状は基本的に1990年前後の開発時のままです。
当然ボルテックスチューンに適しているは言えません。
そこでヘッドの修正をしてみます。
考え方としては
1.ドーム型を鍋のように広げて燃焼室を拡大し爆発力を大きくする。
2.スキッシュエリアの形状変更・縮小でスキッシュ流をスムーズ化しデトネを抑制する。
NSR(というより2スト全般)のデトネはスキッシュエリアに集中します。
理由は高回転時にスキッシュ流が逃げ切れず高圧縮化して自然燃焼すると推測します。
そこでこのエリアが高圧縮化しない形状に変更し高回転に対応しようという訳です。
あとはA/Fが薄ければ発生するのですが・・・これはセッティングの問題なので。
当然上記の事をすれば圧縮が落ちてトルクがなくパンチのないエンジンになります。
その為、普通は面研磨して圧縮を戻すのですが・・・
それを今回はしないのです。
なぜなら・・・落ちてしまう圧縮をボルテックスで補ってしまおうという実験なのです。
イメージとしてはターボ車が低圧縮にするのと近い感じです。
以前にも書いたと思うのですが圧縮ゲージで計測してみると予想以上に圧縮が上げっていたので、その頃からこの実験の構想はしていたのです。
当然今までよりトルクが落ちる可能性はあります(いや低域は確実に落ちる)がパワー型としてやらねばならない実験です。
これで高回転化できれば面白い結果になる筈です。
そこで、デトネ痕で使い道がなくなっていたヘッドがあったので、早速加工してみます。
試作なのでたいしてきれいに作っていませんが、写真でも良く分からないですね。
約10%体積を増やしましたが・・・どういう結果になるでしょうか?
もう一つヘッドを探さないと・・・どこかにあった気がするのですが・・・
次回はいつになるか未定です。
もう一つやり始めているのがこれ。
詳細はRR様に掲載をお願いしようかと思っています。
まぁ結果次第なのですが・・・
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燃焼室の形状は基本的に1990年前後の開発時のままです。
当然ボルテックスチューンに適しているは言えません。
そこでヘッドの修正をしてみます。
考え方としては
1.ドーム型を鍋のように広げて燃焼室を拡大し爆発力を大きくする。
2.スキッシュエリアの形状変更・縮小でスキッシュ流をスムーズ化しデトネを抑制する。
NSR(というより2スト全般)のデトネはスキッシュエリアに集中します。
理由は高回転時にスキッシュ流が逃げ切れず高圧縮化して自然燃焼すると推測します。
そこでこのエリアが高圧縮化しない形状に変更し高回転に対応しようという訳です。
あとはA/Fが薄ければ発生するのですが・・・これはセッティングの問題なので。
当然上記の事をすれば圧縮が落ちてトルクがなくパンチのないエンジンになります。
その為、普通は面研磨して圧縮を戻すのですが・・・
それを今回はしないのです。
なぜなら・・・落ちてしまう圧縮をボルテックスで補ってしまおうという実験なのです。
イメージとしてはターボ車が低圧縮にするのと近い感じです。
以前にも書いたと思うのですが圧縮ゲージで計測してみると予想以上に圧縮が上げっていたので、その頃からこの実験の構想はしていたのです。
当然今までよりトルクが落ちる可能性はあります(いや低域は確実に落ちる)がパワー型としてやらねばならない実験です。
これで高回転化できれば面白い結果になる筈です。
そこで、デトネ痕で使い道がなくなっていたヘッドがあったので、早速加工してみます。
試作なのでたいしてきれいに作っていませんが、写真でも良く分からないですね。
約10%体積を増やしましたが・・・どういう結果になるでしょうか?
もう一つヘッドを探さないと・・・どこかにあった気がするのですが・・・
次回はいつになるか未定です。
もう一つやり始めているのがこれ。
詳細はRR様に掲載をお願いしようかと思っています。
まぁ結果次第なのですが・・・
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